背反/
瑞海
きっと私
あなたに会うために生まれて来たのって
この前言ったけれど
あれ嘘なのよ、嘘のうそのウソ
この前一緒に月を見て
水を歩いたでしょう?
その時はっきり思ったの
あなたの温かさが
なくなった時こそ
私があいに気づく時だと
冷たいことで暖かいを感じる
暗いことで明るいを感じる
背反的でしょう、でもそれが好き
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