M−性−/海美
にやけてて
まるで薬物大量摂取の如く 狂うまで笑い続けてた
嬉しそうな笑みであたしを痛めつけるあなた 輝いてて
殺してやると言うかの目つきがあたしの血を騒がす 惨めじゃない?
叫んだって助けは来ない 狂っても狂いきれないこの感覚
喉は枯れて 白い肌は流血まみれ 失禁まみれで笑いながら
グルグル回る世界を いつまで見ているつもりだろう?
いつになったら終わる? 終わらなくて良い この痛みがもう
痛くて痛くてたまらずに 体が悲鳴を上げて傷ができても
あなたは決して辞めてくれなくて もう抗う事さえ
あなたに相手にされなくなることが何よりも怖かった
あなたに存在を忘れられてしまう事ほど怖いものなんて
体はボロボロ あなたの事嫌いだった 怖かった
今でも過去の傷はトラウマに それでも笑い続けて
サディストのあなたに送る マゾヒストのあたしの思い出
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