情動なロックで/てんがねこ
溶け出す想いは
とうに浮かんで
殴られたような
三分間。
なあなあになりがちな
言葉を見つけた。
間違っちゃいないさ。
簡単ではないだけだ。
撹拌されたよな頭のなか、
流れるように口をつく
構成されきった、世迷い言。
さあ、最後まで歌いきろうか。
目には目を、と声の限りに!
馬鹿でいたいんだ、日が暮れても。
嘲笑うなら涙を流せ!
汚いものなら抱き締めてしまえ、
くだらないなら愛してしまえ!
もう十分と言えるまで、
止まらないでいこうぜ。
みえないものは、見ようとするな。
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