コンビニエンス/アンドリュウ
 
ろい とろすぎて腹が立つほどだ
テキパキと仕事をこなす事が好きなぼくにはイライラする事ばかりだった

たとえばNという50がらみのおばさんはいつもレジの横で来た客と話し込んでる
中には何も買わないでNと話す為だけに店を訪れる客もいる

さらにひどいのはOという三十代の男
この男は時折来るホームレスにレジを打たないで弁当や飲み物を渡している 
それも悪びれる風もなく 笑顔で堂々と…
店の前を通る痩せた野良犬にも商品のから揚げやおでんのすじをやる事もある

二十代のAという女もなんか勘違いしてるとしか言いようがない
この女はコンビニを保育園のようにしてしまってる
この女は常に
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