喰い意地の張ったジョン/なけま、たへるよんう゛くを
わくエスと言うやつ的には黒のアレだっただよ
空っぽ
形骸
閑散とした頭骨をますます閑散さを増す閑散とした飾りで、丁寧だが誇りもくそもゼロの巣だ
見紛う、見間違えた、見違えた、ズレの反復
分かって言ってる?それ押すと全員死にますのことよ
」
今はただ哀しい。悲しい、だが今はジョン。
その城を保っていてくれ。庭付きの
握り潰さぬように慈しみ、朝霧の向こうで抱きしめながら。
鎌首をもたげたジョンの口は語る
ジョンの言い分はこうだ
「
息も絶えだえと言ったところか、おっ変身なし?今回下拵えミスったかいっけね万死に匹敵ぞ
よくも惚けたもんだリュックもおろさずに
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