恋の行方/
夏川ゆう
交差点の向こう
別世界に君がいるようで
空気が重く感じた
恋は気まぐれの中にある
ぼんやり浮かぶ幻想的な静寂
見つめた君が揺らめいた
恋の行方は
まだ定まっていないと
感じているのはもう一人の自分
本当の自分は知っている
君と一緒に行き着く場所は
愛が湧き出て止まらない
真っ直ぐ差し込む陽射しのように
真っ直ぐ君を思っている
見たこともない景色を見つけて
新しい何かに気づく夜明け
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