折り畳んだ日録 三/
信天翁
あわれなことに
老残の年配ともなると
過去に偏り 拘り 囚われ
追いかけること 以外 能がなくなるんだょ
こころの足腰に粘りがなくなってよぉ
手持ちにはもやすものはないんだょ
余命を活かしきろうとする
萌えるものも 当然欠けててさぁ
むなしいなぁ かなしいよぉ
おのれが犯したカルマなんだけど
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