咲いては音楽、散っては忘却。/komasen333
 

「あと何度この桜を見れるのか」と考える木漏れ日。



それぞれの歌を鳴らしながら
それぞれの詞を思い浮かべながら
それぞれの人生と重ね合わせ、今を見つめ直す。



現在位置の尊さ
未来地図の不確かさ
ない交ぜにしながらも
無言で咲いては舞い散る桜のように
淡々と繰り返していく。


これまでも
これからも
ひたすらに。


それぞれ
流されるままに
風に吹かれるままに。


咲いては歌にされ
散っては忘れ去られる
桜のように。
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