市立図書館/
TAT
その昔
夏休みの日
たった一度だけ
自由研究の日に
君が俺のホームを訪れてくれた
君は白いパーカーを着ていて
君の胸には
LEEという文字が
たった三文字だけ
紺色で射抜かれていた
それだけを覚えている
それだけを今でも覚えてる(字余り)
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