風に吹かれて/眠り羊
桜はやはり山桜
群れず
誇らず
立派であることを強いられていない
そんな桜の下ならば
ほどよい夢を見られそう
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ソメイヨシノもいいのですが、その勢いに少し怖くなることもあります。
教育委員会制度改革やNHKの放送内容について、政府側の立場に立つ人が「政治的中立性」と言うのを聞くと、G・オーウェルの「1984」を想起します。
「政治的中立」とは、政府の言っていることを無批判に丸呑みすること、という意味に思えるので…。
特定秘密保護法案に対する批判について、政府側が「誤解」という表現をしたことも同様で、政府側は「自分たちは正しい。それを正しいと思えないほうが間違っている」という前提に立っているとしか思えず、寒々しい思いがします。
思想が一色に塗り潰されているほうが好ましいとは、私には思えません。
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