新宿西口のドトールで、今日は/
番田
新宿でギター弾きの
寂しい歌を聴いていた僕の
何もうまくはいかなかった 夢が
想像した 瞬間を 見つめる
帰り道はあるだろうか
あるだろうと思うけれど
道に立ち止まるとある それは
あるからこそ 僕は歩き続けた
外に出ると
外の桜は 咲いたようだった
僕は歩く現実を
立ちつくす見慣れた人の中を
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