Blood Blood Blood/ホロウ・シカエルボク
 
を担いでくれる力自慢を何人も雇わなければならず
息子の死と余計な出費で首が回らなくなり
ある朝梁に縄をかけて死んでいたそうです
そこにたまたまゆきひろ君に貸しっぱなしになっていたお人形さんを返してもらいにきたユリちゃんが
二人の姿を見てひっとなってしまい
少しの間気を失っていましたが
目を覚ましてからはそれはもう興味津々で
お父さんの着物を解いて死後硬直で大きくなった陰茎をつぶさに観察したり
お母さんが漏らしたものの臭いをイヌのように嗅いだりして楽しみました
死ぬとはどういうことだろう
ユリちゃんはそれが知りたくて仕方がありませんでしたが
それよりもゆきひろ君に貸した人形のこ
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