Blood Blood Blood/ホロウ・シカエルボク
ン笑わせようと目論んだ挙句タイミングを誤って本当に切られてしまい
どうにも笑いごっちゃない事態に陥ってしまいました
まさる君の幼馴染でお隣に住んでいたアミちゃんだけはおしっこを漏らしながらおかしな笑いを浮かべていたそうですが
頭を抱えたのは氷屋さんのおじさんです
警察やら病院やらに電話をかけながら
真面目一徹で何十年もこれでいいんだと言い聞かせてただひたすらに氷ばかりを切り続けてきたのに
まさかそんなことが子供を一人殺してしまう羽目になるなんて
子供たちやそこらをうろついていたご近所の奥様連中がここぞとばかりに証言をしてくれたお陰で罪に問われることはありませんでしたが
おじさんはも
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