【HHM2参加作品】 世界最短の詩/ハァモニィベル
 

という生殖活動により蛙の子どもが沢山できた様子を表すこの詩に直したそうだ。

 この、「春殖」にしても、「冬眠」にしても、果たして詩であるのか、という議論を呼ぶもので、内外で議論があるという。《「冬眠」は詩とは認められない》 《むしろ絵画に近いと主張する者も少なくなかった。》というのだが、絵画の方は納得するのだろうか、という疑問が沸いてくるから、紛糾するのも無理は無いだろう。

 <詩とは何なのか>という問題は無視できないし興味が尽きない。様々な立場や見解が林立するに違いないが、それらには、具体的な作品である草野心平の『冬眠』をみたとき、それが詩であるのかどうかを、みごとに裁断できるもの
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