【HHM2参加作品】舌平目のムルソー(suigyo)を散瞳する/澤あづさ
み飛ばしていただけます。
↓「「こっちはさすがに読まれてほしい」」
◆合評【たまげるってのは、魂削るって書くんだよ(あのタピオカより。
◆あとがき「そういえば自慢ですが澤あづさは、前回HHMの(以下略)
「たとえば」
「きのう、盲学校の入学説明会に行った。わたしがこの詩を読んだのはその二日前だった。だからきょう、傍らのきみに、わたしが連ねた焦点と盲点の読点を見てほしい。パパンを埋葬した日と同じ太陽が眩しくて、わたしが殺したかつてのわたしはもはやわたしの『異邦人』ではない」
「なんていきなり言われたって、わけがわからないので意味もわかりません」
「わからないわけを推察したとこ
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