sub conscious/ehanov
 

道すがら、響く朝、沈む怠惰に焚いた一握のアヴェマリア
音もなく、事なく翳す虹を見たまま果てた畦道の光景
想定、それは不可能だった、って羽化の先に流れ込む証言に
答弁を待つ音霊、乱れ飛ぶ光と影の淡いトラウマ
yo I don't give a fuck 遊ばれた後聞のわるいお話が
耳触り、雨の打ち付けるコンクリートの黒いクラック
歪んだ妄想、腐乱死体、暗い道、奪われた少女の貞操
芸術点ゼロ、猛毒、に喘ぐ外資系の帯状疱疹


瓦礫の山は歴とした建造物、戦争反対の反対に聳え
対すべくは耄碌した椅子に佇んだ単細胞タングラム遊びに耽溺中
的中、的外れのご意見後ろの正面打たれちまって
俺は叫ぶことなく朦朧と宙を追っている細身のスラッカー
食らわせたのは何?住まわせていただいてることはわかってますから
ぜってー育てん諦念、勝ち誇ってとんだ妄念言わせんし食わせん
点と線結ぶいつかの一時、訪れる音を聞き逃さないよう
鶴が鳴く夜明け、歓待の光が訪れるための生命線

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