ネトウヨの車にのって/
構造
スピーカーがもんどりをうって
ばかばっかぶつぶつと
空をきるこぶしが反撃をくらっている
もう俺は散文でいいんだ
死ねよ、このスピーカー
走れ走れ
とっとと寿司行って食うべ
鱈キクの軍艦と
エンガワの紫蘇巻き
舌が麻痺できればそれでいい
地獄ではない
回転寿司のゆらりとした冷気で
引っこ抜かれたような気がすればいい
うそはいっていないのだから
いいかげんなことについての
おれの罰は
細胞が五千匹くらい
かわりにしんでくれるのだ
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