【HHM2参加作品】「沈黙」を聞き、「いま」を読む ? 縞田みやぎさんの「春に寄せて」/N.K.
 
越える出来事を体験した場合、それに対して詩で立ち向かうことが何ができるのかできないのか、出版された詩の中でもネット詩の中でも、意識する/しないに関わらず、日々の生活の中で、読者として、自分なりにその点を模索したいと思わされている。
 あの時、JRは駅を閉め、私鉄も順次止まった。そんな中、幸運にも、職場の同僚の車に同乗させてもらって道を進んでいくと、幹線道路から一本入った道でさえ、信号機は灯ることがなかった。道と道との合流点では皆恐る恐る進む中で、車の流れは当然悪くなり、気付けば道は車であふれていた。渋滞に巻き込まれながらも、何とか帰宅でき、子どもを寝かしつけた後、何をしたかと言えば、現フォのRT
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