転勤族のふるさと自慢その4/Dr.Jaco
が出てくる。当然浴槽からは絶えず湯が溢れてお
り、湯の流れる床に寝っ転がって(この辺では「トドる」と言う)、天井を見上げ
ると、自分の情けない詩のことは取り敢えず忘れる。食堂の天丼が旨い。
○猿倉温泉
白濁の湯。熱いのが苦手な人は入れない。「客が少ない程熱い」のだそうで、入浴
客によってやっと温度が下がる始末。飲泉(飲む温泉)は熱湯のよう。見知らぬオ
ッサン達と我慢くらべしたが、あがった後、肩凝りがひいていた。
8月にいったのだが、宿の御主人曰く、「5時を過ぎれば天然クーラーのスイッチ
が入りますから、このくらい熱い方がいいんだ」泣かせるねぇ。
ここまでが完
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