ジェラシーはあきれ顔(ある一つの流れを逆利用した親切な一つの詩)/汰介
――あっかんべ
――ねえ、も少し追い詰めてみよっか?
――ねえ、何も知らないような顔をして本当は何もかも分かったつもり?
――え、それ掛け言葉?
――まあ大体この時間帯に、こうしないと言う事は恐らく、、そう言う事なんだろうけどさ
――ねえ、空の灯油缶でも置いとけば焦るかもよ
――だったらなんなの?
――嘘ばっかり焦ってるくせに
――ひょっとしてなんか安っぽいドラマで使い古された事の使いまわし?
――つまりいっぱいいっぱいなんだ?
――それもひょっとして掛け言葉?
戻る 編 削 Point(0)