はちきれんばかりの おもいのままに 三部作/るるりら
 


この曇った空が 透ける。
空白は、見つめすぎてはいけない。目がくらむような
お パール おおパール

貝殻だった私に
私の汚れに
恥辱の鉄槌が振り落とされて
女神は 本日今日ここに、生まれた



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螺鈿の墓場
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からの からだは いりますか
そらの かなたは どうですか
うみが ほしがる  わたしの からだを
満潮に ささげて  わたしは、からっぽ

からの からだは 潮まかせ
いのち なくして ただよえば 
死ぬことなんて 無くしています

波は皺のように寄せ
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