僕の部屋の夕暮れ/和田カマリ
 
沈黙の微粒子が
ソーダ水のようにはじける
僕の部屋の夕暮れ
音楽も聴かず
テレビも見ず
ソファに座っていた
LEDの電灯は
人の気配に感応して
点灯するのだが
やがて
ぼんやりと消えてしまった
そんな程度だろう
僕のプレゼンスなんて
昼から夜へシフトする重力
錆びたカタツムリで受け
血流の大河に身を任せた

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