風花の散るを/
黒ヱ
互いに想い 新たに残していく 二人の景
星が流れる
抱き締める まだ幼い蕾
交わす言葉に 募る思いの 儚さよ
水面に揺れて その間の様な日々
この先を またその先を
亡くせはしないから 春の香りで埋めた
咲く まだ知らない世界へと行く
飛散する この時の流れに
咲く それぞれの違う花
どれも愛と幸せだと疑わず 澄んでいく
誰もが想い 思う
「あなたに会えてよかった」 と
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