「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考?/赤青黄
 
の―」てしらべたら、濱田常義先生のサイトにゆきの全文が載っていた。

しんしんしんしん
しんしんしんしん

しんしんしんしんゆきふりつもる
しんしんしんしんゆきふりつもる
しんしんしんしんゆきふりつもる
しんしんしんしんゆきふりつもる

しんしんしんしん
しんしんしんしん

(草野心平「雪」)

…でして、なんで若林先生は中途半端に抜粋したのかちょっと疑問に思った。因みにニュアンス的には「マイナス」である。なぜなら僕はむやみに詩句を抜粋して使う合唱曲があまりすきじゃないからだ。

後、この「うたくじら」って男性合唱は若林先生が、心平先生の詩編の中から「鯨」に関する詩句を中心に抜粋し、編んだテキストを本につくられた曲なのですが、若林先生はこの「しんしんしんしんゆきふりつもる」のどこに「鯨」をみたのでしょうか。これは「プラス」の意味で疑問でした。
そしてこの疑問をきっかけとして「うたくじら」について僕はこの曲に深く深く潜っていった。
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