盲目の天才画家/花形新次
 
広島出身でパチンコ好きの
両親の影響は特になく
中学生のときに
理科室でメチルアルコールを
飲み続けたために
ある日突然光を失った
画家佐村小路守忠相
(どっからどこまでが苗字なんだ?)

彼の描く絵は
幾重にも塗り重ねられた
ありとあらゆる色の絵の具により
絵全体が真っ黒に見える
これが
光を失った彼の世界
その深遠な世界に
人々は魅了される


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