十二月の花火/夏川ゆう
 
季節外れだと思いながらも
地元で行われる
小規模な花火大会を楽しむ

空気が澄んでいて綺麗に見える花火

寒さより美しい花火が優っている

厚着姿が印象的な夜
強い北風が何度も吹き抜ける
星が綺麗に見える

色んな形や色んな色がくっきり見えて
カメラのように心に映り込み思い出になる

みんなの歓声が聞こえる
夏のものとは違い控え目な歓声
寒さがそうさせるのかな

打ち上がる大きな花火に大きな夢を乗せる

季節は関係ないのかもしれない
花火はいつ見ても美しく感動的
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