絶語の果て/渡邉建志
ない。そんなに簡単に語れることなら、ひとは死なない。)
この詩のいちばん多い改行まえの い音 は機能としては え音 と同じはずだ。こなごなになり と みえたものはうせ の語尾は、おなじ連用形、おなじく次があると待つ機能だと思うのに、みえたものはうせ というあとに渡されるバトンのほうが、前者よりもつよく思われるのは、わたしが え音の音楽に、わたし側の理由で魅せられているからだけなのでしょうか。
無言歌 v 細川航さん
http://hibariryouri.web.fc2.com/11/wataru1.htm
なんどもあらわれる
「て」
沈黙の中にバトンを渡そう
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