鼻かぜ夏/花形新次
鼻かぜ夏の詩集「びた一文」を読んだ
私を強く惹き付け
離さない魅力的な一編がある
それは「夏かぜ鼻」という架空の詩人について
書いた詩だ
「夏かぜ鼻」
夏かぜ鼻の詩集「バラの包みの時限爆弾」を読んだ
私を強く惹き付け
離さない魅力的な一編がある
それは「城下町ジョー」という架空の詩人について
書いた詩だ
「城下町ジョー」
城下町ジョーの詩集「プライドって何かね」を読んだ
私を強く惹き付け
離さない魅力的な一編がある
それは「フクザツくん」という架空の詩人について
書いた詩だ
「フクザツくん」
フクザツくんの詩集「高速ボディスラム」を読んだ
私を強く惹き付け
離さない魅力的な一編がある
それは「RINBYO」という架空の病気について
書いた詩だ
「RINBYO」
さみしいって
一番辛い
さみしいって
一番かなしい
悔しいけど
今の自分には
一番似合ってる
でもこれからは違う
私、生まれ変わる
抗生物質を飲む
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