フ・ユア・カリィ/
なけま、たへるよんう゛くを
冬の夜歩き 意味在りき
寒度と此処ろが包み合う
水気が優雅に風に乗る
殻だの芯から風に成る
歩きを進めてひた歩む
進んで歩いてなお進む
にわかに街はしんとする
しんしん雪が降り積もる
流石にそれは物語り
聖夜に夢路を行くばかり
最後に八百屋の角曲がり
彩り緑の星飾り
冷気締め出しストーブ浴びて
僕の嫌いな冬明かり
…とはいえあたたかい
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