twitter/葉leaf
 
前のない不変の季節に体を置いていると そんな静かな均衡の上で覚醒していたら 知らぬ間に雪が降り霜が降り 季節は冬という名前と変化を再びもたらしてしまった 何も変わらない自然に包まれ 何も変わらない僕が居て そんな幸せの中で無限に開けていきたいのに叶わない

古い人種はいつでもどこか寂しそう。自分の信じていた原理で全力投球してももはや満足した応答が返ってこなくなってしまった人種。それでも自分を時代にうまく添わせるにはそれまでの蓄積が足枷となってしまう人種。いわれもなく敵視され乗り越えるべき対象とされてしまう人種。古い人種は私でもある。
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