ブルーモスクにて/ガンジー
人々のイスラムの祈りに耳を澄ませば、イスタンブールの人々の生活が、
静かな景色が僕の胸に沁みこんでくる。
ブルータイルで彩られ巨大なドームとミレットを持つ、
ブルーモスクは優しくイスタンブールの街を見守っている。
厳かな気配に僕は耳を澄ませ人々の祈りを見る。
胸に迫る後悔の様な感情は、僕の人生の後悔か、
人々の祈りの想いか、それとも僕が異国に来たからなのか。
ブルーモスクは人々の祈りの場として、ひっそりとしかし
雄大な建築としてイスタンブール、スルタンアフメット地区
に建っている。
僕はここに来たかったのだ。
戻る 編 削 Point(1)