あたしって、ほんとゾンビ/オオカミ
夢からさめたらね
また、夢をみていた
女の子がひとり
踊ってる
たのしそうに
かなしそうに
しあわせそうに
えらそうに
ひとりで
夢からさめてもね
まだ、夢をみていた
たくさん胸につめこんで
ぼろぼろになるまで
踊ってた
愛を知った気で
愛を食い散らして
何度目かの最後の晩餐
涙は海でも愛でもない
ただの塩味の体液なのに
笑っちゃうよね
そんなに零しちゃってさ
あーあ
夢からさめても
夢からさめても
何度さめても
あの子が死なないんだ
わたしは、もう、
生まれ変わりたいのに
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