「通夜」/
宇野康平
衰弱する息をひたと止めて
女は唇を背に置いた。
通夜
息をするように嘘をついた日
やわらかな地獄に落ちていた。
《劣の足掻きより:
http://mi-ni-ma-lism.seesaa.net/
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