16年前/コバーン
 
加速しては落ちていく
打ち上げに成功した回数が
まさに成長の足取りとは限らない

草原を歩きすぎて
貴女を見失った

石鹸の匂いも
椎名林檎の唄も無い頃

カートコバーンの亡霊を抱えるような気分になる※

ランチを持って旅に出かけた

お前のことなんて誰も知らないし

結局のところ抱き合っても何も解決しないのは

若い精神の攻防だったからだ










※カート・コバーン
アメリカのオルタナティブバンドニルバーナのボーカル
僕が16歳のころ、カートは猟銃で自殺しました


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