「貧乏なひさし君はいかにして自己実現をなしえたか。」体験後記/星☆風馬
 
散臭い先生役は本番中もかなり笑いをこらえていました。6月から始まった練習はリズム訓練、身体訓練、そして即興演奏と踊りで、考えない直感レベルを鍛える訓練。調和したり崩したり、相手の音、気配を聴く、感じるというのは演劇、舞台空間を作る上での基本なのだろう。そこは即興性の現場そのもの。7月からは30分で芝居を作り上演するという即興劇も加わり徐々に劇モードに入っていきました。これらは8月からの脚本実験につながっていきます。参加者全員が脚本作成に参加し、お互いの提出された脚本を読むことでそのアイディア、人物などを次の脚本に反映させていくという方法。第一場はカットさんが書き、その後はみんなが書いてきて読み合わ
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