twitter/葉leaf
空を飛ぶ飛行機 いつもは隠されている離れたものが 途端に肌に熱く触れるような時がある 問いを発するのでも答えを返すのでもなく 単純に変化していくことへの感嘆のような 遠い物音に捕えられると 僕の生きていく物音が反射する体も どこまでも遠く広がっていくようだ
心の中に沢山実った果実を落とし 失語的な朝を迎える なるほど話の種はあるし 会いたい人もいる だが表現と倫理の回路がどこかで切れてしまって 失語的な目で近いものだけを見る 事故でもなんでもなくとても自然に砂漠はおとずれ 失語的な体で手に届くものや匂いの嗅げるものだけを求めている
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