ひなた/
こむ
茶色のセーターを着て
冬のひなたは 明るい
ひとりごとも
思いつかないので
窓越しに
たくさんの幻が
眠る道を
見ている
誰も いないので
声は 聞こえない
戻る
編
削
Point
(2)