きつねのてぶくろ/
TAT
暖炉の火に薪をくべる必要がある
よお
俺はお前が好きだぜ
俺はお前のためなら多分死ねるわ
極北の大地を
悪魔みたいな風が
獰猛に吠え貫いてゆく
コンパスも風間やんわりもマジでもう居ない現実を
一日一日
渾身の後ろ足で
どっかに押しやりながら
生きてけってか?
よお神
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