風景の心/
番田
僕は眠る
夢の中で 僕は
泳ぐ景色の自分を描いた
水の中で 太陽を 求めた
僕は思う そして
吹く 笛を
石ころとは手の中の音楽
手に強く 握りしめる
無力な体
それ自体の からっぽな
心を満たした
興奮の夢の中
雲一つない道
感じる 僕は 人形
詩は 心を
描いている心の中で
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