美しき余韻・・・/
tamami
心惹く美しき余韻
冷えた心を温めて
次第に生温い波間
から波紋し緩やか
に抱いかれる余韻
この温もりが胸に
染み付いて時折は
高低の波に抱かれ
息を吹き返しては
再び三度の出会い
心惹く美しき余韻
静かな歓喜の命は
新たな生きる希望
を連鎖しいつでも
何処までもつづく
時を隔ててさえも
出会う度毎に震え
出会う度毎素直に
頷く柔らかな心は
音の調べに包まる
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