君のノートの詩/番田 
 

僕は目を閉じて眠っていた気がする 日曜日
窓の外に立っていた 自分のそこに立っている日に
心の中で感じる者がいなくなった
空っぽな心に 僕自身の時間を思った


手に入れるとき見えなくなる
それはなぜかと思うときに
この世界の中で必死で無駄なものを考えている人に
その人たちに自由の中である顔をする
考えている鏡の中を いつも見た
快楽へと眠った その 自分を見ている
自分である僕の思いを
確かに見る そこに誰かがいる 暗闇の中で


僕の元に そう 疲れがたぶん 
おぼろげな色としてやってくる時
空に 綺麗な言葉の色を ぶら下げながら
芸術を感じてしまう それは フライパン
部屋に戻る そして 眠ろうと 
考えている君をそこに見つける夜の奥
ポン子ちゃん といつものようにつぶやくのだろう
帰るときに空の色を食べている目


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