詩の声/朝焼彩茜色
詩の声が聴こえる
私が設定したのか された必然性の声
優しさはあなたの右に出る者はいないよ
私は微笑みながら左から見ている 戦ぎと凪の時空空間越え
声が聴こえる詩の
あなたの神秘からの届く私の設定された音の汲み取り式
声が聴こえる詩の
女性の低い凛と苦しみを知って 手探りの次を紡ぐ声 確かに聴こえる
男性の万年生き抜いたような 厚みの雲を動かす声 自然に聴こえる
あなたの声が聴こえる
詩の声が聴こえる
様々な詩の声が聴こえる
様々な詩から声が聴こえる
戻る 編 削 Point(12)