オザケンの歌っていた日/
番田
る
表参道のざわめく並木道の中のどこだろう
カップルたちの寄り添う後ろ姿のどこかにいる君
やぶれた服 金にもならないユニクロのフリース
行くのも 帰るのも 寂しく ただひとり
この心は何もよくわからないままで
スマホ自体の不安感を手に持たされて
きっとそう ただ憧れているだけ
僕である全てに この心は
何も掴むべきものがなくなってしまった
この見えないダンスが何も確かではなくなって
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