今日、狂、興爛La/xxxxxxxxx
みじめでなくてはならない。
私は、目を潰し、触角を?ぐことに決めた。
壊さないように、そっと、そっと――あ。
嗚呼、嗚呼、アタマが取れて仕舞った。
此奴は壊れて仕舞った。するとどうだろう、
ころり、と。私のアタマが転がった。
何と言うことだろう。私はアタマだけで生きている。
神か何か、其う云う奴がそうしたに違いなかった。
私は左側を向いて止まった。
そこからどうしても、反対を向くことはできなかった。
しかし反対が向けても大したことはないと気付くと、
同時に、私にはほんの少しだけど、変わり行く景色や香りが残されていると思い至った。
と、同時に、目が潰され、鼻に栓をされた。
私には、暗闇と、思考だけが残された。
私は――生きている。
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