生物連詩・巨大樹編(大画面専用)/こひもともひこ
■デ■
■タ■ ■ン■
■ツ■殻は調べる。自らのルーツを。陸貝はかつて、乾燥に脅かされることのない海に住む巻貝の一種であったことを■デ■
■ム■知る。そこから淡水性の仲間が生まれ、やがて陸に進出した有肺類となった。そして殻を持つものはカタツムリ■ン■
■リ■、殻のないものはナメクジとなり今に至る。先祖はなぜ、干からびるおそれのある陸上になど進出したのか? ■虫■
■■■発達した運動機能を持たず、ゆっくりと地を這うことしかできない我ら巻貝も、新天地に冒険を求めたというこ■
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