生物連詩・巨大樹編(大画面専用)/こひもともひこ
 
んだ。再び戻ることはないよ」                           ■■■
■■■自分の殻に閉じ篭ることからの脱出こそがカタツムリの目指したものであれば、それを止める権利は誰にもない■■■
■■■だろう。カタツムリは殻を捨て、むきだしの身体に陽の光を浴びながら去っていく。            ■■■
■■■                                                  ■■■
■■■残されたのは殻。主役はもちろん殻である。                              ■■■
■■■殻は考える。               
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