何か疲れた日/番田 
 
またやってくる気がする 疲れている
誰であることも知らない 冬も そうだ
この部屋には 来ないのだろうか 
わからない だけど それとも それは
身を凍えさせるのだろうか 風も
身を切るだろう 
肌を その わからない
心から人を恋しくさせるだろう  
どこかに行きたいと思うとき 思うけれど   
何かをしたいと信じるだろう   
向かうことのない 結婚式や 思う   
家へと向かわせることだろう


駄目になるような気もする 
操作のまねをしていると 気づかされる  
テレビの日が暮れている 
今になって あの好きだった歌手が    
はやっていた 昔 好きだった 歌手が
今年何の音沙汰もなくはやらされていた   
買いに行かず 何もなく 終わるのかもしれない 
収穫もなく餅を食べる農民のように  


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