軌跡/
梓ゆい
いなくなった曜日に
私がいる・・・・。
すれ違いを起こしているように
すれ違いを起こされているように
今生の別れが迫った・・・・。
笑顔を/声を/言葉を
乱すように
人の輪が遠くなる度に
カレンダーを一枚めくる。
「すきなのでしょうか?」
問いても
問いても
終わりの無い鬼ごっこが
鎖になった・・・・。
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