キイ、キイ、キイ。/
恭二
あんなに濡れて光っていたのに、
干涸びてシオシオになってしまった。
ゴム毬のようなあの弾力は無くなって
何か奇妙なブツブツもできてる。
晴れるかなあ、明日。
キイ、キイ、キイ。
近所の公園で誰かがブランコに乗っているようだ。
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