礼儀/朝焼彩茜色
 
弦を一つ引くと 張りつめた眼差しから 強靭と同じ裏地に肌が触れる

見透かした眼差しは 今は半分真実 自称はない

人の意見ほど自己中もない 主観 客観 の間を傍観

貴女に映る私は私自身の客観未満
届かないから 礼儀のない天然な態度はおよし

自覚に隙間だらけで 見抜けてしまう人格 風は教えてくれる
貴女の後ろの人は 私と同意見 
貴女はいつまで少女をしているの

私は傍観して結界を張っておく 弦のように 張りつめて
されど優しく されどお人好しは止めて

好かぬものは好かぬ

礼儀のない天然な態度はおよし 

届かないから 触れるのはおよし




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